結婚式に持つフォーマルバッグは、デザイン性と実用性を両立したものが理想的です。とはいえ、収納力や色合いなどさまざまで、目移りしてしまうという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、結婚式向けフォーマルバッグの選び方をご紹介します。おめでたい席にマナー違反となるバッグや、備えておくべき持ち物を知りたい方もぜひご注目ください。

結婚式に持ちたいフォーマルバッグの選び方とは？

結婚式向けのフォーマルバッグを選ぶときは、バッグを隅々までチェックすることが大切です。そのうえで、自分の好みと使うシーンを照らし合わせて考えてみてください。

まず、結婚式にふさわしいフォーマルバッグの選び方をご紹介します。

結婚式向けフォーマルバッグの選び方（1）持ち物がゆったり入る収納力

結婚式用のバッグで、まず注目したいのが収納力です。ラインとしては「必要最低限の荷物が入るクラッチ・ハンドバッグが好ましい」ということになるので、これらを満たしつつ、財布やスマートフォンなどのほか、ご祝儀や招待状が入るバッグを選択してください。

必要な荷物が収まったからといっても、小さいバッグに詰め込みすぎてパンパンになってしまうのは、スマートさに欠けるというところで本末転倒となってしまいます。カジュアルウェディングが増えている近年の傾向として、程よくコンパクトなフォーマルバッグも主流なので、ひざや背もたれの後ろに置いたときに邪魔にならない大きさであれば問題ないといえます。

結婚式向けフォーマルバッグの選び方（2）華やかさと高級感のあるデザイン

結婚式に持って行くバッグとして、デザインも重要なポイントとなります。主役となるおふたりの門出にあたる結婚式では「華やかで高級感のあるデザイン」がマスト。具体的にいうと、スパンコールやビジュー、ラメやパールがあしらわれたバッグがおすすめです。ドレスやアクセサリーとバランスがとれていることも、デザイン選びのカギとなります。

高級感がありつつドレスとのバランスが良好なことに加え、バッグの形にも注目してみてください。クラッチバッグやハンドバッグが主流と先述しましたが、立食パーティーなどのカジュアルウェディングでは、ショルダーバッグも利便性が高く人気。持ち手を付け替えられる2WAYや3WAYのフォーマルバッグであれば、使い分けられるため重宝します。

結婚式向けフォーマルバッグの選び方（3）フォーマル感のある素材

結婚式のフォーマルバッグ選びでは、デザインに次いで素材でも、華やかさと高級感を持ち合わせていたいものです。光沢感があるサテンやシルク、ふわっと上品な印象のシフォン生地など、フォーマルシーンになじむ素材でつくられたバッグがおすすめです。

結婚式用のフォーマルバッグは華やかなものが基本ですが、披露宴やパーティーの時間帯によっておさえるべきポイントが変わってきます。外が明るい昼間の時間であれば、デザインや素材は主張がそこまで強くないものを選ぶのが無難です。反対に、夜の時間であれば煌びやかなフォーマルバッグを選んで、シーンにさらなる輝きを添えてあげるのも一案となります。

結婚式向けフォーマルバッグの選び方（4）結婚式にふさわしい色合い

色合いも、結婚式用のフォーマルバッグ選びでは大切なポイントです。主役のおふたりと被る白は結婚式でNGとされているカラーですが、厳密にいうとバッグにそのマナーは含まれません。要となるのは「お祝いの席にふさわしい華やかな色」であるということです。

華やかさに加え、コーディネートとしてバランスが良いかどうかにも注目してください。ブラックやベージュ―、シルバーが王道の色ですが、ドレスが暗い色合いであるなら、思い切ってゴールドなどを取り入れるのも手です。ちなみに、フォーマルバッグは靴と同じ色味でまとめるとコーディネートがグッと締まります。アイテム選びで迷ったら色で選んでみてください。

結婚式のマナーにそぐわないバッグとは？

結婚式では、シーンに応じた振る舞いが求められます。それは式に限ったことではなく、披露宴やパーティーなども同じ。持って行くバッグもまた、マナーの決め手となる一つです。

そこで次に、結婚式のマナー違反となるバッグをご紹介します。

結婚式のマナー違反（1）フォーマル感のないバッグ

結婚式にそぐわないとされるのが「フォーマル感に欠ける」ということです。フォーマル感とは、シーンに応じた華やかさや高級感、上品を指します。例えば、布やビニールなどの素材でつくられたバッグはカジュアルすぎるため、フォーマルシーンにふさわしいとはいえません。さらに、ブランドロゴが大きく入ったバッグも、品を問われかねないため避けた方が無難です。

また、毛足の長いファー素材やクロコダイルなど、動物を殺めることを連想させるバッグもNGです。なかでもファー素材は毛が抜け落ちやすく、結婚式などお祝いの席では「落ちる」という言葉によって、縁起が良くないとされています。

結婚式のマナー違反（2）サイズが大きすぎるバッグ

荷物をできるだけまとめて持ちたいからといって、極端に大きすぎるバッグは考え物です。程よくコンパクトなバッグが好ましいとされていることから、ひざの上やイスの背中に置けない大きさのバッグをメインバッグには選ばないようにしてください。

もし遠方から結婚式に行く場合やお子さま連れなどで、荷物がかさばるようなら、サブバッグを活用することをおすすめします。サブバッグもメインのバッグと同じ条件を満たす、フォーマル感のあるものが理想的となり、大きさはA4サイズくらいまでが適当です。なおかつ、会場にあるクロークに預けておくとスマートに振る舞えます。

結婚式のマナー違反（3）紙袋をサブバッグ代わりにするのもNG

サブバッグとして、紙袋を代表するのも避けたいことの一つです。ショップなどで簡単に手に入る紙袋はカジュアルな印象があり、フォーマル感とは縁遠いといえます。有名ブランドのものやキレイなデザインのもの、クロークに預けるのであっても同じです。

正式なサブバッグであっても、マナーにそぐっていないものはNGです。極端に大きすぎるサイズや、チープ感のある布・ビニール素材、上品さに欠けるデザインは、メインのバッグやコーディネートを邪魔するおそれがあります。

結婚式に必要な持ち物をチェック

結婚式に持つべきメインバッグを選ぶときは、当日の持ち物を把握しておくことも大切です。実際にどれくらいの大きさがあれば良いか、検討がつきやすくなるためです。

個人差はあるものの、結婚式に必要な持ち物は以下の6点が基本といわれています。

• ・招待状
• ・ご祝儀
• ・財布
• ・スマートフォン
• ・ハンカチ＆ティッシュ
• ・メイク道具

かさばりがちな財布は、コンパクトに収められるミニウォレットを活用するのも一案です。メイク道具は、リップなど必要最低限のアイテムにとどめてください。

店頭でフォーマルバッグを購入する場合は、実際の招待状やご祝儀袋などを持参して、使い勝手をチェックしておくのもおすすめです。バッグのポケットや仕切りを見て、どこになにを収納すれば良いのかもイメージしておくと、当日慌てずに済みます。

結婚式におすすめのフォーマルバッグ5選

以下では、結婚式におすすめのフォーマルバッグを5つご紹介します。濱野の代表作であるフォーマルバッグを、披露宴やパーティーにぜひお役立てください。

（1）日本女性を美しく引き立てる代表作【ロイヤルモデル プレミアム】

カラー	ブラック×ゴールド金具
素材	ボディ：牛革、内装：シルク、金具：24金メッキ
ポイント	牛革のボディに、保湿・通気性を備えたシルクの内装

（2）着物姿にもなじむ漆塗りの金具付き【ロイヤルモデル ～漆～】

濱野を代表するロイヤルモデルに、新たな風を吹かせたロイヤルスタンドシリーズ。手作業で漆を塗り重ねた金具を取り入れており、結婚式に着物で参加されるときにもなじみます。繊細な蒔絵も描かれた漆塗りの丸珠は、ブラック・ゴールドからお選びください。

ボディに金具と、どこをとっても優美な「漆」シリーズのバッグは、高さ約16cm×横幅約29cm。約6cmのマチと約10.5cmの持ち手を備えた、ゆとりあるつくりも特徴です。

カラー	ブラック（金具：ブラック、ゴールド）
素材	ボディ・内装：牛革、珠：漆
ポイント	手作業で漆を塗り重ね、蒔絵を描いた丸珠

（3）結婚式から入学式まで役立つ自立式【ロイヤルスタンド】

職人の技術が集結するロイヤルシリーズのなかでも、実用性の高い自立タイプのフォーマルバッグ。きめ細かな牛革ならではの艶やかさが目を引き、さっと置くだけでも上質な雰囲気を放ちます。四方に底鋲がついており、バッグが汚れにくいのもポイントです。

約9cmのマチ付きで、フォーマルバッグでありながら収納力も優秀。ブラックとアイボリーの2色展開のため、結婚式や入学式など、シーンに合わせてお選びいただけます。

カラー	ブラック×ゴールド、ブラック×シルバー、ブラック×ブラック、アイボリー×ゴールド
素材	ボディ：牛革、内装：レーヨン
ポイント	さっと置くだけで上質な雰囲気を放つ、曲線美と艶

（4）収納力とデザイン性を兼ね備えた万能バッグ【ロイヤルスタンド ラージ】

ロイヤルシリーズ唯一の自立タイプであり、程よい収納力にこだわったバッグです。高さ約18cm×横幅約26cmで、マチはたっぷり約10cm。結婚式やお葬式などのフォーマルシーンのみならず、入学式や卒業式など、多彩なシーンにマッチします。

ブラックとアイボリー2色のボディと、ブラック・シルバー・ゴールド3色の金具から選択できる仕様。実用性とデザイン性を兼ね備えたフォーマルバッグに仕上がっております。

カラー	ブラック×ゴールド、ブラック×シルバー、ブラック×ブラック、アイボリー×ゴールド、アイボリー×シルバー
素材	ボディ：牛革、内装：レーヨン
ポイント	程よい収納力を備えた、ロイヤルシリーズ唯一の自立タイプ

（5）ゴールドチェーン付きの2WAYバッグ【ロイヤル クラッチフォーマルバッグ】

ショルダーバッグとしても使える、ロイヤルシリーズのクラッチバッグ。皇室に献上したモデルをベースに、復刻した特別な一品です。上質ながらシンプルなデザインにこだわり、ドレスから和装まで、結婚式などのフォーマルスタイルのアクセントになります。

クラッチバッグとしてだけでなく、チェーンをつけるとショルダーバッグにも早変わりできる仕様。ゴールドの繊細なチェーンが女性らしさを引き立て、実用性もアップさせます。

カラー	ブラック、ネイビー、アイボリー
素材	ボディ・内装：牛革
ポイント	女性らしさを引き立てる、華奢なゴールドチェーンが付属

結婚式におすすめのカラーフォーマルバッグ2選

結婚式向けのフォーマルバッグのなかでも、より華やかなカラーフォーマルバッグを2つご紹介します。ドレスが暗い色味のときや、式を盛り上げたいときは注目してみてください。

（1）結婚式スタイルになじむ、アイボリー×18金メッキの金具【コキーユ】

カラー	ブラック×ゴールド、ブラック×シルバー、ブラック×シルバー、アイボリー×ゴールド、アイボリー×ゴールド、アイボリー×シルバー、アイボリー×シルバー
素材	ボディ・内装：牛革
ポイント	やさしいアイボリーカラーと華やかな18金メッキ金具

（2）カジュアルな結婚式向けのデザイン【グレース 2WAYショルダーハンドバッグ】

濱野のポリシーである日本の女性を美しく見せるシルエットを守りながら、ハンド・ショルダーの2WAYタイプにしてくつろぎ感をプラスした一品。多彩なカラーラインナップのなか、明るい印象のイエローやグレージュはカジュアルウェディングにぴったりです。

リッチな光沢とふっくらした風合いは、フォーマルシーンだけでなくデイリーユースにも好適。横マチには型崩れ防止用のベルトもついているため、気兼ねなくご使用ください。

カラー	イエロー、グレージュ、グレージュ、ブラウン、ブラウン、オレンジ、オレンジ、ブルー、ブルー、チョコ、チョコ、レッド、レッド、ブラック、ブラック
素材	ボディ：牛革、内装：レーヨン
ポイント	使い勝手の良いデザインと上質な風合い

結婚式におすすめのサブフォーマルバッグ4選

結婚式に理想的とされるフォーマルバッグは、収納力をはじめとする実用性と、ドレスとシーンになじむデザイン性の2点を両立しているもの。選ぶときは、持ち物がゆったりと入る収納力と、華やかで高級感あふれるデザインのバッグを選んでみてください。素材はサテンやシフォン生地、色合いはコーディネートを引き締める色がおすすめです。 選び方の基準を満たしていたからといって、大きすぎるものなど、フォーマル感に欠けるバッグはマナー違反。紙袋をサブバッグ代わりにするのもNGです。バッグ選びに迷ったら、濱野オリジナルのフォーマルバッグもぜひご検討ください。

（1）結婚式に入学式に、多彩なシーンで活躍【ミカーレトロワ】

濱野のフォーマルバッグへの想いはそのままに、デイリーユースもできるように仕立てたバッグです。シンプルながらエレガントなバッグは、結婚式のみならず、入学式や卒業式などのセレモニーの席にもぴったり。ブラックとグレージュの2色を展開しております。

内装は3つの部屋に分かれており、持ち物を整理整頓しやすい仕様。ボディの牛革には撥水加工を施しているため、雨や雪の日にも気兼ねなくお使いください。

カラー	ネイビー、グレージュ、ブラック×ブラック、ブラック×ゴールド
素材	ボディ・内装：牛革
ポイント	フォーマルバッグとしての使い心地とデザイン性を両立

（2）レース模様がエレガントな軽量サブバッグ【フォーマルトート サイド】

カラー	ブラック
素材	ボディ：レース地・サテン、内装：レーヨン
ポイント	エレガントなレース模様と、300gの軽量感

（3）フォーマルバッグのサブバッグにおすすめ【フォーマルトートサイド ミニ】

カラー	ブラック
素材	ボディ：レース地・サテン、内装：レーヨン
ポイント	結婚式や仕事用のサブバッグに適したサイズ感

結婚式にふさわしいフォーマルバッグをその手に