お子さまの成長と共に必要となるお受験バッグ。服装や振る舞いだけでなく、実はバッグのマナーも問われていることをご存知でしょうか？

今回は、お受験バッグの選び方とNG例をマナーの基本を交えて解説していきます。濱野がおすすめするお受験バッグもご紹介するため、ぜひご一読ください。

ふるさと納税の返礼品としてもお選び頂けます

お受験に役立つ濱野皮革工藝のフォーマルバッグは、ふるさと納税の返礼品としてもお選び頂けます。数あるフォーマルバッグの中から人気のフォーマルバッグをご紹介。

ふるさと納税の返礼品として、
濱野皮革工藝の商品が選べるサイトは、
下記記載のサイトとなります。

シンフォニア	アデュール	ロイヤルスタンド	フォーマルサブバッグ

濱野皮革工藝がおすすめするお受験バッグ4選

最後に、濱野がこだわるおすすめのお受験バッグを5点ご紹介します。お気に入りを見つけて、お子さまのお受験シーンにぜひお役立てください。

シンフォニア｜上質な牛革を用いて仕立てたフォーマルバッグ

控えめにカーブするかぶせ蓋が上品な「シンフォニア」。濱野の職人が上質な牛革を用いてお仕立てしており、お受験バッグとしてぴったりです。パンツスタイルや着物にもマッチする優美なデザインは、入学式や卒業式などのセレモニーにもおすすめ。母から娘に贈りたいバッグと称されているため、成人式や誕生日のプレゼントにも適しています。

カラー	ブラック【金具：ブラック】、ブラック【金具：シルバー】、アイボリー【金具：ゴールド】
素材	ボディ：牛革、内装：レーヨン
ポイント	上質な牛革を用いた優美なデザイン

リサージュ ハンドバッグ｜丸いシルエットが可憐なフォーマルバッグ

ゆるやかにカーブを描くかぶせ蓋がクラシカルな「フォーマル リサージュ」。一目見るだけで伝わる優雅さが、お受験スタイルに品を添えてくれます。きめ細かい牛革を使っているため、丸いフォルムには流れるような光沢感が。中は2部屋に分かれており、オープンポケットも設けられています。必需品をきちんと整理整頓したい方におすすめです。

カラー	ブラック×ブラック
素材	ボディ：牛革、内装：レーヨン
ポイント	天然の艶めきが随所に現れたフォーマルバッグ

フォーマル スプレ ハンドバッグ｜安定感のある自立式フォーマルバッグ

牛革の艶めきが可憐な雰囲気を放つ「フォーマル スプレ」。下部まで伸びるかぶせ部分と、きゅっと絞れた取り出し口により、フォーマルバッグながらややカジュアルな印象です。お受験や入卒式などのフォーマルシーンに加え、普段の何気ないお出かけにもマッチ。約10cmのマチと、4カ所の底鋲が設けられた安定感のある自立タイプです。

カラー	ブラック×ブラック、ブラック×ゴールド
素材	ボディ：牛革、内装：牛革
ポイント	日常にもマッチするフォーマルバッグ

フォーマルトート トール｜フォーマルバッグのお供向けサブバッグ

フォーマルバッグのサブバッグ向けとして誕生した「フォーマル トート トール」。繊細なレース模様をあしらい、上品な印象にお仕上げしています。A4サイズ対応、そして約8cmのマチとファスナーポケット付きで収納性も確保。お受験に必要な書類はもちろん、ペットボトルや折り畳み傘もゆったりと収納できます。280gと軽量なのも魅力です。

カラー	ブラック
素材	ボディ：レース地×サテン、内装：レーヨン
ポイント	高級感のあるサブバッグ、280gの軽さも魅力

お子さまの特別な日にふさわしいお受験バッグを

お受験バッグの選び方

お受験バッグは、先述の通り、シンプルで自立するフォーマルバッグが基本です。とはいえ、バッグの形は服と違って種類がたくさんあります。初回のお受験には、どれを選べば良いのか迷ってしまうのではないでしょうか？

そこで次に、お受験バッグの選び方を、メインのハンドバッグとサブバッグの二つに分けてご紹介します。バッグを選ぶ際に、これだけは避けた方が良いというNG例も一緒にお伝えするため、それぞれ選ぶ参考にしてみてください。

ハンドバッグ編

ハンドバッグを選ぶにあたっておさえたいポイントは、以下の通りです。

• 1、色は黒か濃紺
• 2、素材は牛革
• 3、サイズはコンパクト

フォーマルバッグの王道は黒であることから、お受験バッグも黒もしくは濃紺を選ぶのがベスト。受験するのが名門校であるほど、持っているバッグの黒・濃紺率はアップします。

また、素材は本革のなかでも、牛革が一押し。フォーマルバッグのほとんどは、牛革で作られています。丈夫な素材のため、きちんとお手入れすれば長持ちするのが魅力です。

サイズに関しては、必要最低限の荷物が入るコンパクトなものがおすすめ。お受験バッグに必要な荷物は後半でご紹介するため、サイズ感の参考にしてみてください。

【ハンドバッグの選び方NG例】

ハンドバッグを選ぶうえで避けたい、NG例はこちらです。

• 1、ラメやスパンコール付き
• 2、目立つブランドロゴ入り
• 3、ショルダーバッグタイプ

黒や濃紺などベーシックなカラーが適していることから、ラメやスパンコール、ビジューなどが付いたものはお受験バッグにふさわしくありません。

有名ブランドのバッグを選ぶ時は、ロゴの入り具合にも注意が必要です。目立つところにデザインされている場合、あまり品が良いとは言えません。

また、ハンドバッグではなく、ショルダーバッグを選ぶのは以ての外です。2WAYタイプだったとしても、ショルダー用のパーツは外していくようにしてください。

サブバッグ編

続いて、サブバッグを選ぶうえで踏まえておきたいポイントは、以下の通りです。

• 1、大きさはA4サイズ対応
• 2、素材はナイロン
• 3、ファスナー・スナップ付き

サブバッグの大きさは、書類やお子さまの着替え、会場で履くスリッパなどを入れておけるA4サイズが目安となります。マチがあればなおベストです。

素材は、軽くて扱いやすいナイロンがおすすめ。チープな印象を避けるため、レースや控えめなリボン付きのものを選べば、上品な印象でまとめられます。

サブバッグに入れる荷物が多くなるようなら、ファスナーやスナップボタン付きのものが吉です。万が一倒してしまった時も、中身が転がり出る心配がありません。

【サブバッグの選び方NG例】

サブバッグの選ぶ時に避けたい、NG例はこちらです。

• 1、フォーマル感のない形
• 2、悪目立ちするデザイン
• 3、小さすぎるサイズ

サブバッグとはいえ、フォーマル感に欠ける形はNGです。カジュアルすぎるエコバッグやショップの紙袋で代用してしまうと、いくらメインにフォーマルバッグを持っていたとしても印象を下げてしまう可能性があります。

また、デザインはハンドバッグ同様、派手過ぎるものは避けるようにしてください。キャラクターが描かれたものも、お受験シーンに適していません。

A4サイズでも、入れるとパンパンになって中身が見えてしまうサイズ感もNGです。

「フォーマルバッグ」一択

お受験バッグは、まずフォーマルバッグであることが第一条件です。お受験初心者のママのなかには、仕事やプライベート用のバッグで良いと思っている方も一定数います。しかし、カッチリとしたバッグであれば、何でも良いというわけではありません。

お受験も入学式や卒業式と同様、お子さまの人生を左右する大切な日です。冠婚葬祭にも使えるフォーマルバッグを持参して、面接官にきちんとした印象を与えられるよう心がけてみてください。

デザインはシンプルなものを

フォーマルバッグが適していることから推測できる通り、お受験バッグはシンプルなデザインのものが基本です。もちろん、フォーマルな服装に合うからという理由もあります。

しかし、何と言っても、お受験の主役はあくまでお子さまです。お子さまの付き添いという立場からはみ出ないよう、色とりどりの模様・柄が入ったバッグや、過度な装飾がされたバッグは避けることをおすすめします。

ハンドバッグとサブバッグの二つに分ける

お受験バッグは、フォーマルバッグのハンドバッグとサブバッグの二個持ちが主流です。二つに分けておくことで、面接の部屋に呼ばれた時にはサブバッグを控えの部屋に置いていけます。さらに、面接官の前に出る時には荷物が少なく、落ち着いて面接に挑みやすいのも利点です。

メインのハンドバッグに財布やハンカチなどの貴重品を入れ、サブバッグにはメインのバッグに入りきらなかった荷物を入れて持っていくと覚えておいてください。

スマートに行動できる自立式

ハンドバッグとサブバッグに分けることに加え、自立式にこだわるのもマナーの基本です。お受験本番では、床にバッグを置くことが多くなります。バッグの底に底鋲が付いているものなら、サッと置いても転がってしまうのを防げるのがポイントです。また、バッグの底に床が付かないため、膝の上に置いた時に「汚れた底が面接感に見えてしまった…」ということも避けられます。

さらに、バッグ本体に加え、持ち手も自立式ならなお良し。ピンと立ったままならだらしない印象を避けられ、型崩れも防げるためいつまでもキレイな状態を保ちやすくなります。

お受験バッグの中身

お受験バッグを購入する時は、バッグに何を入れるべきか知っておくことも大切です。ハンドバッグ・サブバッグには、以下のような荷物を入れることになります。

【ハンドバッグ】

• ・財布
• ・ICカード
• ・スマートフォン
• ・ハンカチ、ティッシュ
• ・メイクアイテム

【サブバッグ】

• ・筆記用具やバインダー
• ・お子さまの着替え
• ・スリッパ
• ・ペットボトル
• ・折り畳み傘

アイテムによって大きさは違ってくるため、一度手元に集めて想像してみてください。少し余裕があるサイズを選ぶと、いざ購入してみて入らなかったといった失敗を防げます。